ぱよまるは緑色

ぱよっとしてる緑色の物体がまるまるしてころころする

声をあげて泣いたらうるさい。

当たり前体操。

でも声を殺して泣くのはつらい。

今日は朝から耳がおかしくて何なら今もおかしいんだけどそれで昼休みに保健室に行ったんですよね。んでなんかいろいろ聞かれて聴力検査もしてたぶん心因性だろうって言われて悩みを聞かれた。正直に話してくうちに、というかもう話そうとした瞬間に思わずぼろってこぼれちゃって。どうしたらいいかわかんない、いや分かってるけど弱音を吐きたくなっただけで、だからほんとは泣いてもいいって言ってほしかった。でも、そんなこと言えないから声を殺してただただ目から水分を捨てていった。支離滅裂な弱音を聞いて、保険医の先生はいろいろおとならしい、思春期を諭す話をしていた。でも僕の耳はまだどこか遠くのトンネルを聞いてて、先生の話は飛行機に届くほど早くも高くもなかった。耳はそのうち自分の声をハウリングさせて、二重になった音はほんの少し低く聞こえるようになった。チャイムも信号も絶妙に気持ち悪い音の重なりになっていて、このままだったらいやだなって思った。英語の先生の言葉はなぜか二層目の音では鳩の鳴き声になっていて、先生が大真面目に英語の長文の説明をしていると同時に耳の中でハト語に翻訳されて、ぽっぽろろぽろろと鳴いていました。なんだかわからないけど、別に面白くもなんともなかった。面白いといえば、今日弟がとんでもない勘違いをして生きていたことが発覚しました。『縦の糸はあなた 横の糸はわたし』が『ああ あの糸はあなた よぉっ このいとはわたし』だと思ってたらしいです。とんだあほ。

あほすぎて面白かったですね。寝よう。